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日本のニュースに出てこないニュース

中国偵察気球を政治的利用した米国

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中国気球が、米国領内に飛来、米国は撃墜 中国抗議

日本の報道では、こんなレベルしかありませんが、海外ニュースだともう少し深読みしているようです。

米国、中国はなにを考えているのかについて妄想?します。

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中国偵察気球

中国から飛来した偵察気球についてニュースをざくっと見てみよう

中国偵察気球を撃墜、米軍は残骸を回収し分析へ…中国側反発「民間のもので過度な対応」

【ワシントン=蒔田一彦、北京=大木聖馬】米国のオースティン国防長官は4日、米軍が、東海岸のサウスカロライナ州沖の領海上空で、中国の偵察用気球を撃墜したと発表した。米軍などは付近の海域で残骸の回収を進め、詳しく分析する考えだ。中国外務省は5日の声明で、撃墜について「明らかに過度な対応だ」と非難し、「強い不満と抗議」を表明した。

Yahoo!ニュース
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230205-OYT1T50093/?ref=yahoo

国内ニュースでは、こんなレベルで報道されています。

中国やらかした

なんてところでしょう

しかし、中国からのを偵察気球は、これまで何度も飛来しているようです。
では、なぜ 今回 大沢阿木しているのか?

ちょっと考えてみよう

中国偵察気球

Aljazeera(アルジャジーラ)の報道をみてみよう

2023年2月5日

中国は先週、米国本土を横切って飛んだ白い球体は気まぐれな気象観測気球であると主張しているが、ワシントンDCの当局者は気球は北京が機密地域を監視するために配備したスパイ装置であると述べた。

知名度の高いインブログリオは、いわゆる「スパイ気球」と、現代のスパイ活動における一見時代遅れのテクノロジーの役割に注目を集めています。

土曜日に、米国の戦闘機がサウスカロライナ沖で中国の気球を撃墜した。当局者は、回復の努力により、中国の装置の能力の詳細が明らかになると述べた。

北京は、この動きを「明らかな過剰反応であり、国際慣行に対する深刻な違反」であると非難し、アントニー・ブリンケン国務長官が予定されていた中国訪問を延期したことで、政治的混乱を悪化させた。

米当局者によると、中国の気球はスクールバス 3 台分ほどの大きさで、1 月 28 日にアラスカのアリューシャン列島の北にある米国の防空区域に入り、1 月 30 日にアラスカを横断してノースウェスト準州のカナダ領空に入り、戻ってきた。翌日、アイダホ州北部を越えて米国領土に入る。

インタラクティブ - 米国が中国の気球を撃墜 2 月 5 日

当局は気球の技術について詳細を明らかにしていませんが、気球は「監視気球」であると断固として主張しています。当局者は、気球にはモーターとプロペラがあり、操縦できると評価されたと述べています。

国防高官は土曜日、記者団に対し、「機密性の高い軍事施設を監視しようとしていたと確信している」と語った。

Aljazeera(アルジャジーラ)
https://www.aljazeera.com/news/2023/2/5/explainer-what-are-spy-balloons-and-why-are-they-used

ざっとこんな感じで報道されています。
米国は、偵察気球の動きを最初から察知していて 見逃すようなそぶりをみせながら 気球が海に出てから撃墜しました。

中国の気球

サウスカロライナ州サーフサイドビーチの海岸沖で撃墜された後、中国のスパイ気球と疑われるものが海に漂流している [Randall Hill/Reuters]

米国の対中国戦略に利用

Will China exercise restraint after US downing of ‘spy’ balloon?

米国が「スパイ」気球を撃墜した後、中国は自制を行使するか?
気球事件をめぐって両国間の緊張が高まる中、中国と米国は関係の改善を模索してきた。

地域のアナリストと外交官は、米国沖の大西洋で米国の戦闘機が「スパイ」と疑われる気球を撃墜した後の中国の対応を注意深く見守っています。

中国は日曜日に、この動きを「過剰反応」と非難し、詳しく説明することなく、「同様の状況」に対処するために必要な手段を使用する権利を留保すると述べた。

北アメリカの上空で気球が発見されたことで、米国は今週、アントニー・ブリンケン国務長官による北京訪問を延期した。

Aljazeera(アルジェジーラ)
https://www.aljazeera.com/news/2023/2/5/china-holds-off-on-responding-to-us-downing-of-balloon-for-now

ポイントは、「米国は今週、アントニー・ブリンケン国務長官による北京訪問を延期した。」ということです。

国務長官が中国と平和的?に会談しようとしているのにその機会ををつぶしたのは中国だ
中国は、領空侵犯をしているぞ
世界を脅威に陥れているのは中国だ

と偵察スパイ気球をネタに世界中に「中国が平和会談をじゃました」とアピールすることになった。

実は、何度も偵察気球は来ているはずで米軍も確認しているのに無視していた しかし、今回は、大きく報道しているわけです。

中国が怒ったのは、気球が撃墜されたことではなく 政治的に利用されたことになります。

でも米国だって やっていると思うけどね

中国側のコメント

中国側は、米国の対応に対して以下のコメントで不快を表しています。

中国外務省は気球について、次のようにコメントを出している。
「中国側は、この飛行船が不可抗力により意図せず米国領空に侵入したことを遺憾に思う。中国側は引き続き米国側と意見を交わし、この予期せぬ状況を適切に解決するつもりである」

WIRED
https://wired.jp/article/china-spy-balloon-2023/

国内アピール

海上に出てから撃墜するというのは、この事案を国内の世論の様子をみながら。タイミングをみていたことでしょう。
中国に対してもイメージダウンと脅威を煽ることに成功

「打ち落とせ」という声が盛り上がるのを待って撃墜

さら「トランプ時代にも3回飛来していた」なんてニュースも出てきて、大統領選挙も見据えて報道をコントロールしていると思います。
米国からすれば、中国に対しての圧力ネタと国内政治のアピールを同時に利用できたのです。

まとめます

中国の偵察機級は、中国の思惑とは別に米国の政治に利用され、国際的にもイメージダウンとなりました。
ブリンケン国務長官による北京訪問の直前に実施したと言うのみ失敗かも知れません。

いや? まてよ 中国がブリンケン国務長官による北京訪問を断るために仕掛けた???

ここから先は、米国、中国双方の政治的かけひきがはじめっているはずです。

一方、日本は、防衛省の青木健至報道官は3日の記者会見で
「これまで気球による領空侵犯について確認して公表した事実はない」
と発表しました。

どれだけ中国に忖度しているのか これでよくわかるだろう

平和ボケもいいところだ

もしかしたら ボケたふりして 何か考えているのか?

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  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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