インドからミルクティ

67杯目 物騒な朝

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とっても気持ちがよい朝であった。
今日は1997年1月3日、
インド最終日です。
部屋の窓からは、キラキラひかるアラビア海、眼下のインド門のまわりにはたくさんの人が集まっている。
レストランに食事に行き、のんびり朝食をとる。
このホテルの朝食は完全な脱インド朝食? 
フレッシュなミルクにカリカリに焼かれたトースト、新鮮な果物にサラダ。
もちろん食後にミルクティ(でも今まで飲んだミルクティとは違って上品?だ)をのんびり飲んでみる。
外出する気力がなかったのでのんびり部屋で過ごす。窓の外でもながめようか?
沖に空母らしき軍艦が停泊している。
こうしてみるとやはり軍事大国なのだなぁと思う。
インド門の周りには物売りが店を広げ、まわりに観光客が集まっている。
そこにジープにのった軍関係者らしきひとがやってくる。
手には自動小銃を持っていたりしてかなり物騒な連中だ。
物売りを追い払い、インド門の側に停泊しているボート類も沖に出させる。
観光客を追い払っている。
「えぇ なになに クーデター???」 
「まさか あんな小規模で」
「でも軍隊だよ」などと思いながら高みの見物。
20分ぐらいかけてインド門から完全に人を追い出した。なにが始まるのだろう??
集合時間が来たので部屋を出る。
その前にもう一度アラビア海をながめた。
どこまでも続く海の向こうは、中東です。
「アラブにも行ってみたいね」 とつぶやく。
ロビーにつくとすでにツアーの人が集まっていた。
お元気兄ちゃんもちゃんといる。
「楽しかったですか? インド」
あいかわらず声が高い。
「もう一度来たいですね。今度は、南かもっと北にでも」
と答えた。 
本当にもう一度来たいと思っていた。
12:30 バスが来てもいいはずである。が、なかなか来ない。
気がつくと、ロビーに怪しい目つきのかなり背が高い欧米人がいた。
サングラスをかけ、胸にはなにかタッグをつけている人もいる。右手を背広の中に入れている。
かなり神経質にあちこちを回っている。
だんだんあたりの様子がおかしくなる。
TV局らしきスタッフがロビーに一角で収録を始める。
女性レポーターらしき人が、誰かをインタビューするらしい。
目つきの悪い人がこちらをジロジロ見ている。
「いったいなにが始まるのだろう?」不安と興味が綱引きをしながら頭を駆け巡る。
バスは、まだこない!!!

66杯目 インド ラストナイト

67杯目 物騒な朝

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