金曜日のロック魂

夜ヒットのライブで伝説となった謎のロックバンドの正体は? THE TIMERS(ザ・タイマーズ)【金曜日のロック魂】

更新日:

THE TIMERS スペシャル・エディション(DVD付)

金曜日のロック野郎は、原則 日本のロックバンドで有名無名問わず取り上げてきました。

「あのバンドは取り上げないの?」

というご要望があるほどメジャーなブログではありませんが、メジャーバンドを取り上げても他でやっているし、あまりおもしろくありません。

今回取り上げるロックバンドは、THE TIMERS(ザ・タイマーズ)
古きロックファンの皆様ならば「メジャーバンド」として有名ですが、平成生まれの皆様には、誰それ?
だと思います。

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インディーズじゃないよ

1989年10月 東芝EMIからメジャーデビュー

バンド名は、THE TIMERS(ザ・タイマーズ)
ジュリーこと沢田研二率いる THE TIGERS(ザ・タイガース)を意識していると思いきや

土木作業の現場作業員であったと称し

ドカヘル(土木作業用のヘルメット)
法被にニッカボッカ
地下足袋

メンバーの衣装は、いわゆる「土方風」、ヘルメットは、ステッカーを貼ったヘルメット(ゲバヘル)、サングラス、手ぬぐいで素顔を隠し、どう考えても
「ヤバい奴ら」

ZERRY(ゼリー)
リードボーカル、ギター、ハーモニカ担当。RCサクセションの忌野清志郎に似た人物。

TOPPI(トッピ)
ギター、バックボーカル担当。MOJO CLUBの三宅伸治に似た人物。

BOBBY(ボビー)
ウッドベース担当。ヒルビリー・バップスの川上剛に似た人物。

PAH(パー)
ドラムス担当。MOJO CLUBの杉山章二丸に似た人物。

THE TIGERS(ザ・タイマーズ)のパロディであることは、
ジュリー(沢田研二)、トッポ(加橋かつみ)、サリー(岸部一徳)、ピー(瞳みのる)と言ったTHE TIGERS(ザ・タイガース)のメンバー名に酷似していることからもわかる。

どうみてもヤバいだろこいつら

まずはこれを聴いてくれ

1989年11月8日 1stアルバム 「THE TIMERS」より

デイ・ドリーム・ビリーバー
https://music.youtube.com/watch?v=Y5EGdTtmOfA&feature=share

原曲は、聴いたことありますよね。
Daydream Believerは、モンキーズが1967年に発売したシングルで4週連続全米1位を記録した。

CMでも使われていたことがあります。

エースコック「スーパーカップ」
サントリー「サントリーモルツ」
最近では、セブン-イレブンのCMでも使われていました。

完全日本語の歌詞で独特の歌唱法、もうおわかりですね。

あの超有名バンドの覆面バンドなのです。

ラヴ・ミー・テンダーからはじまった

1988年夏「ラヴ・ミー・テンダー」とカバーアルバム『COVERS』の発売中止が発端だった

RCサクセション
ラヴ・ミー・テンダー
https://music.youtube.com/watch?v=kLyEg-eXf1g&feature=share

そして、1988年8月15日にキティレコードから両作品が発売、『COVERS』はオリコン1位に輝く
がしかし、ラジオのFM東京(現・TOKYO FM)との系列局でもオンエアを自粛することになる。

コレに怒った、忌野清志郎は、ゲリラ・ライヴを計画、RCサクセションの名前を使うことに反対が有り、急遽バンド結成
THE TIMERS(ザ・タイマーズ)の誕生である。

その後の活動といえば
アン・ルイスのライブに乱入
広島平和コンサートで楽曲披露

ロックン仁義は、ぜひ聴いてほしい

THE TIMERS
ロックン仁義
https://music.youtube.com/watch?v=fx2Png-KCOU&feature=share

THE TIMERS
偽善者
https://music.youtube.com/watch?v=YPYwThTW9-4&feature=share

そして、THE TIMERS誕生の発端の唄はこれです。

RCサクセション
サマータイム・ブルース
https://music.youtube.com/watch?v=GpF3hoKLiFY&feature=share

反原発の唄ではあるが、くだらない反対運動している連中と世界が違う。

ロックは、反体制的でもあり、政治的メッセージも送れることを証明できていた 唯一のバンドだと思う。

そしてあの事件が発生

1989年10月13日 「ヒットスタジオR&N」

THE TIMERSの出演、もう何かが起こることは、みんなわかっていた。

いつもの土木作業の現場作業員の姿で登場
司会の古舘伊知郎が、腫れ物でも触るような感じで紹介する。

本当の曲順
「タイマーズのテーマ」→「偽善者」→「デイドリーム・ビリーバー」→「イモ」→「タイマーズのテーマ(エンディングバージョン)」

ところが、2局目の「偽善者」のところで いきなり 「FM東京 腐ったラジオ」と歌い始めた。
女性器や性行為を意味する放送問題用語
「自主規制」
「なんでもかんでも放送禁止」
「腐ったラジオ」
「最低のラジオ」
「政治家の手先」
「こそこそすんじゃねぇ」
などのキーワードを連発

古舘伊知郎は、苦笑い

この映像は、奇跡的にYouTubeに残っているので消えないうちに観てほしい。

https://youtu.be/4AlYVqbyWwU

「ざまぁみやがれ!」・・・

スタジオが凍りついているのがわかる。

TV曲はシメシメ、抗議があっても注目さればOK
生放送ということもあって、カットなし!

今なら、いろいろな人の「クビがとぶ」と思う。
最近の規制だらけのテレビがつまらなくなったのは、くだらない抗議とそれを真に受ける連中だと個人的には思っている。

ある意味 「大人の対応」ということができていた時代であった。

だから、昔のテレビは面白かった。
※愛知のあれは、NGだ 「この件と一緒にするなよ」

メッセージ

THE TIMERSのアルバムを聴いてほしい

そしてTHE TIMERSの発端となったRCサクセションの『COVERS』

『COVERS』には、演歌歌手 FUYUMI SAKAMOTOとのデュエット曲も入っている。
こぶしの聴いた名曲です。

RCサクセション
SECRET AGENT MAN
https://music.youtube.com/watch?v=vUXg0frx6NQ&feature=share

ロックは、もともと メッセージである。世界的ロックバンドも政治的、宗教的な唄を歌っている。

米国では教会でロックシンガーが歌を歌い、全米ヒットチャート1位にもなったことがある。

こういう活動ができるRCサクセションと忌野清志郎は、やはり キングと称されて相応しい。

聴いてほしい。

先に上げた2枚のアルバムは、若い人にぜひ聴いてほしい

『COVERS』 RCサクセション 

THE TIMERS

『THE TIMERS』 THE TIMERS


コレを聴いて政治活動とか反原発とかではないのです。
そこを間違えないように

メッセージを聴け と言いたいのです。

YouTube Music で聴くことができます。
一度お試しあれ

Google Play で手に入れよう AppStoreで入手

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