右手好奇心左手パスポート

第6話 モスク(その1)

更新日:

 ここはカイロ!
日本から飛行機で22時間、朝も早くから観光する日本人は逞しい!
カイロ市内をバスは走る。街全体が埃っぽいし茶色がやけに目立つ。
市の中心地から旧市街へと向かう。
「牛がぁぁ 吊るされている」
皮剥ぎ状態の牛の半身が軒先きに釣り下がっていた。
馬が牛に混じってガリガリに痩せたロバが荷馬車を牽いている
今の日本ではお目にかかれない風景です。
?まてよ 自分の子供の頃はギリギリ見かけた記憶があるか?
「これから スケジュールを変更してモハメド・アリ・モスクに向かいます」
美人現地ガイド 君野さんの声
「えっ モハメド・アリ・モスク? そんなとこ行くんだっけ?」
えっと? モスクってスケジュールに入っていたっけ?
とにかくエジプトと言えばピラミッド 早くみたいなぁ・・・
 緩やかな丘が見えてくる。
「あの丘は軍事基地です。」
軍事基地! 自分の生活圏ではあまり縁がなく少し緊張する。
「?この匂いは? くくさい」
トイレの香り!!があたりに漂ってきた。
バスから降りると匂いはいっそう強烈になってくる。
軍事基地と反対側にあるもう一つの丘を登り始めると公園のような場所に出た。
「塔だ」
真っ青な空に延びてゆく尖った塔が見えてきた。

「せんえんんね これ」
エジプトの民族衣装のガラベーヤを着たあやしい親父が声をかけてくる。
「のー  のー さんきゅう」
と彼を避けながら先を進む。
我々の前に巨大なドームが出現した。

 続く..........

AdSence 336x280

AdSence 336x280

-右手好奇心左手パスポート
-, , ,

Copyright© インドからミルクティー 大人の遠足の楽しみ方 , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.