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大人の小説

新宿の恋 Chapter 10 眠れない夜

新宿

この物語は、自分が20歳のとき、父親の死によって学費を捻出するために新宿のバーでバイトしたときから始まります。
バーで出会った謎の女性 レイコをきっかけに多くの女性と関わるようになることで大人へと成長しるというお話です。

実際にあった出来事に多少の演出とエロチックな要素を加味したもので半分ドキュメンタリー半分フィクションの奇妙な物語となっています。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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これまでのお話

新宿のバーでバイトをはじめた自分(神原タツヤ)は、バーで出会ったレイコという年上の女性と初体験をする。レイコから性愛の手ほどきを受け、ペンフレンドのサトミ、処女だったヨウコ、同じクラスのリョウコと情を交わす。
大学の夏休みに 友人のヨウスケ、同じクラスのミキ、ナツコと軽井沢に遊びに来る
その夜 ナツコとキスをした。

ディープキス

ナツコとキスをしたあと 二人は押し黙った。

「ナツコさん なんて言っていいか ありがとう」
と言うと
「こちらこそ はじめてのキスを受けてもらってありがとう」
と微笑む 思わず 彼女を抱きして キスをする。

戸惑うナツコだったけど 身を任せてくれている。

軽く唇を合わせ、少しづつ 強く 唇を押し付ける。

抵抗がなかったので 一度唇を離して 相手の目を見つめる。瞳の億から欲望の光を感じるのを確認して、ナツコの頭を抱えて、強くキスをし、唇の周りを舌の先で探る。

思わぬ舌の刺激で戸惑う様子を感じられたので再び唇を離すと ナツコからキスを求めてきた。

唇を合わせ舌でナツコの唇を押し開けると 少し抵抗があったあと、体の緊張が少し緩むのを感じるのと同時に舌をナツコの口内に滑りこませる。

戸惑いと緊張と興奮が入り交じるなか ナツコは、舌を受け入れ 恐る恐る 自分の舌を絡ませる。
甘い唾液を絡ませ合い、貪るように 舌を絡ませる。

ナツコの口内から舌を引くと代わりに彼女の舌が自分の口内に入り込む。
同じように舌を絡み合わせ 唾液を交換すると 互いの興奮が高まってくる。

一度、唇を離すと

「神原くん キスに慣れてるわ とても興奮しちゃった」
と照れ笑い。

ナツコの興奮が伝わってくる。

「部屋に戻ろうか」
と手を繋いでペンションに戻る。

ドアの前

ナツコは、自分の部屋に、自分は、ヨウスケとの相部屋に戻る。
部屋の前に来てドアを開けようとしたら 中から 声が聞こえてくる。

声と言っても猫の鳴き声のように聞こえた。

『おいつら やってるな・・・』
二人で先に戻っていったから こうなるとある程度予想していたけど あの清楚な雰囲気のミキが、どのような感じでセックスをしているのか興味あったりしている。

そんな妄想状態の自分のよこにナツコがやてくる
「ミキが部屋にいないんだけど」

「しぃーーー この声聞こえる?」
ドア越しにかすかに聞こえてくる あの最中の声

「えぅ ミキの声?」
顔を真赤にしてナツコが動揺している。

部屋の前で聞き耳をしている二人 ナツコは耳まで真っ赤になっている。

「俺、部屋に入れないな」

「じゃぁ 私達の部屋で待つ」
待つって あれが終わるのを待つということになるのだが・・・

ということでナツコとミキの部屋に入ることになった。

部屋の間取りは構造は、自分達のところと同じで シングルベッドが2つ、シャワールームに小さなテーブルという簡素なものだった。

ふたりともベッドに腰をかけて 沈黙が続いていた。
ドアの外で聞いた『生々しい声』がショックだったようでナツコは、呆然としているようだった。

「神原くん 何か飲む?」
そうだね
「コーラでも買いに行こうか?」
部屋には、冷蔵庫はなくペンションの入り口の自動販売機に二人で向かう。
コーラを買った帰りに 自分の部屋の前で様子を伺うと 音もなく「シーン」としていた。

試しにノックをしてみる。

しばらく 反応がなかったが、ガチャとドアが開き ヨウスケが顔だけ出した

「すまん わかっていると思うけど 今日はこのままで」
小さな声のヨウスケ

「ミキは中なの?」
とナツコが聞くと

うなずくヨウスケ
「ちょっと 安心した」
ヨウコは、そう言って部屋に帰ってゆく。自分もヨウコの後を追って部屋に入る。

「一緒にいるならば 安心ね」
とナツコ
「まぁ そうだね すまないけど こちらに泊めてくれる 床に寝るから」
と言うと
「いいのよ ちゃんと ベッドに寝て 信頼しているから」
と笑った。

しばらく沈黙の後
「いろいろとあって 疲れたから 寝ようか?」
と言ってナツコは、着替えのためにトイレに入って着替えてきた。

Tシャツにパジャマのような短パンから伸びた健康そうに日に焼けた脚にドキドキしていた。

予告

ナツコと同じ部屋で寝ることに鳴ったのだが、二人は。してしまうのだろうか?

次回  新宿の恋 Chapter 11 ナツコ

お楽しみに・・・

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  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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