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大人の小説

新宿の恋 Chapter 8 夏休み

新宿

この物語は、自分が、20歳のときの父親の死によって、はじまった、ドラマのような2年間のお話です。

実際にあった出来事に多少の演出とエロチックな要素を加味したものでフィクションはあるものの実体験した奇妙な物語です。

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夏休み

大学は、夏休みに入った。
一年の半分近く休みというのは、高い授業料なのにいかがなものか?
と思うけど、仕事をはじめたら、こんなに長い休みを取ることはできないだろう

大学か休み妥当 自分の生活は、深夜から新宿のバイト以外、何も予定がなかった。

アパートの部屋は、エアコンなどなかった。
1982年の日本ではまだまだエアコンの普及率が低く夏は、窓全開状態

昼は部屋にいるのが厳しいのでこの季節は、図書館に行って勉強?いや涼んでいるのが日課となっていた。

区立図書館にも通ったのですが、専門書も少ないのであまり役に立つことはなく
大学の図書館に行くことが多くなってきた。

夏休みにわざわざ大学の図書館に来る人など多くないし、夏休みまで勉強するなど暇な学生しかいない。

いつものように考古学の本を探していると、図書館司書のカワグチさんに声をかけられた。

「いつも熱心に勉強しているんですね」
カワグチさんは、この大学出身でそのまま図書館で働いている。

カワグチさんは、年齢は、30歳ぐらいだろうか?
地味な制服で包まれた胸とお尻は、はち切れんばかりのボリュームを見せている。
メガネをかけている知的な雰囲気と相反するスタイルは、20歳の男子に刺激が強すぎる。

「神原さんですよね」
自分の名前を知っているのに驚く
「斉木教授から話を伺ってます。とても苦労されているとか」
レイコとは違う大人の女性の香りが、刺激を増幅して股間が反応し始めた。

『ヤバい 勃起しているのを気がつかれてしまう』

「いつも勉強ばかりではなく、たまには、遊んでもいいのよ」
メガネの奥の瞳が魅力的だ。

「なにか探したい本があったら 言ってね」
素敵な女性と接するのは刺激的だ。

数ヶ月前、童貞だったころとは、違って いろいろと余裕があるのが実感できる。

図書室で夕方まで涼み?いや本を読んで過ごし、バイトの時間を待つ
大学の友人のユウスケに公衆電話で電話する。

「軽井沢の件 どうするんだ?」
ユウスケは、自宅いた。

「明日とか時間あるか? そのことで相談しよう」
時間と場所を確認して電話を切る。

今の時代と違い、電話でしか、連絡方法がなかった。
携帯電話などもちろんない時代である。

新宿のバーは、21時ごろ開店する。
開店時間は、マスターの気分次第であるが、深夜客を中心にしているので遅く始めることが多い。
下働きの自分は、2時間前から店に行き、店内、カウンター、トイレなどを掃除、酒の配達を受け取りマスターの出勤を待つ

バーは、自分がバイトに来る前、マスターの姉が手伝いに来ていたらしいということを聞いているけどそれ以上のことは、知らない。

知る必要もないし、詮索もしない。

マスターは、そこが気に入っているらしく、自分についても深く聞かない。
しかし、レイコとの出会いもマスターが関係しているらしい。

その夜、レイコがやってきた。
「少し 大人っぽくなった?」
いたずらっぽく笑うと
「夏休みでしょ 明日 ちょっと 付き合えない」
マスターは、無言でうなずく
「大丈夫です」

「じゃ決まりね 午後1時に家に来て」

レイコは、いつものようにサエキと名乗る男が迎えに来て帰って行った。

彼女と2週に一度ぐらい、高級ホテルで情交と性愛のレクチャーを受けている。

金持ちの年上の女性の気まぐれかよくわからないけど、ありがたい関係には、違いない。

レイコからの金銭の援助なと一切ありません。

また彼女について詮索すると関係が壊れそうなので絶対に触れないようにしている。
しかし、彼女も自分について聞かないけど、自分以外の女性と情交を交したら報告するように言われている

彼女が他の女性との情交について秘密をバラすような人ではないと思うけど
『セックスを管理されている』気がしていてならないけど、今の自分には言い出す勇気はない。

暫くの間このセフレのような先生と生徒のような関係を続けよう。

レイコとは、暫くの間、このセフレのような先生と生徒のような関係を続けよう。

レイコと自分を知らない人からみると 若いツバメと言われても仕方がないと思う。

しかし、レイコとの関係を続けることで 性技だけではなく、いろいろなことを学ぶことができると考えるようになってきた。

レイコとのドライブが決まったのでユウスケに電話する。

「クルマの手配の交渉をするので明日は、会えない」
ことを伝える。

ユウスケは、「運転は、任せた」と言って

「それと、オレとお前とミキとナツコの4人になったから」

二組のカップルでの軽井沢旅行
何も起こらないわけがない

しかしこのとき、自分の頭の中は、レイコとのドライブでいっぱいになっていたので、軽井沢旅行のことは、消し飛んでいた。

翌日、約束の時刻にレイコの家に到着
相変わらず、静かな高級住宅街で人通りが少ない。

彼女の豪邸は、高い壁に囲まれているので建物が見えない。

玄関のブザーを押すとサエキという男が、出迎えにくる。
ここに来るのは2度目なので迷うこともない。

出迎えに来た、サエキという男 レイコの秘書のようなボディガードのような役目をしているらしい。

体格はがっしりとしていて、身長は、180cm以上あるだろう。

バーにレイコを迎えに来るときは、背広姿でネクタイもきちんとしている。

サエキに案内されて ホテルのロビーのようなところで待つように言われる。

相変わらず、でかい家だ
レイコは、ここに一人で住んでいるのだろうか?

奥のドアが開いてレイコが入ってくる

いきなり、抱きついてきてキスをしてきた。

「今日は、タツヤと合わせてみたの」

レイコは、真っ白なTシャツにジーンズに赤いサンダル?を履いている。

おそらく、年齢35歳ぐらいと思われるけど、今日のレイコは若々しい。
「レイコさん いつもと違う香水ですね」

自分と会って入るときのレイコは、奥深く上品な香水を使っているのですが、このときは柑橘系の海を想像するような香りだった。

「香りに気づくなんて 進歩したね」

抱きついてきたレイコに下半身がキュンとする。

「さぁ 海に行くわよ」
はしゃぐレイコは、とても可愛い

手をつないでガレージに向かう。

黒塗りのベンツ2台と黄色のRENAULTが駐車してあった。
『学生が軽井沢に行くのに このベンツはないわ』
改めて思う。
そもそも ベンツのような退屈なクルマを運転したくない。

狭いけど やはり RENAULTだよね
ギリギリ4人乗れるし、小さいので取り回しも便利
なにより 運転していてこれほど楽しいクルマは、あまりないだろう。

感度の良い人とのセックスのように打てば響く
ただし、自分が先に逝ってしまったら事故る可能性も高い。

「運転 お願いね」
渡されたキーを受け取り 自分が運転席に座り、レイコが隣に座る。

サングラスをかけて楽しそうな彼女は、20歳ぐらいにしかみえない。

いつものように静かに住宅街を抜け、首都高速に乗ると一気に加速 小型軽量にターボエンジのRENAULTは、軽快に海を目指す。

「レイコさん 今度、友人たちと軽井沢に行く予定ごあるんだけど、このクルマ貸してもらっていいですか?」

と尋ねると

「いいわよ 好きに使って だけど ベンツのほうが、快適よ」
風に髪を乱されながらレイコが叫ぶ

「ベンツは、ちょっと 学生には合わないから」
学生がでかいベンツのセダンで軽井沢
ある意味、すごいけど 運転するならRENAULTの方が楽しいはずである。

「そうね でも、ベンツより このクルマの方が高いのよ」

レイコは、楽しそうに笑っている。

黄色のRENAULTは、高速道をかっ飛んで走る。
エアコンなどないので 窓全開 ラジオなどかけても何も聞こえない。

風に髪をなびかせて少女のようなレイコはごきげんである。

やがて、湘南の海が見えてくる。
梅雨が開けたばかりの海がキラキラと光っていた。

レイコの誘導にしたがって 少し海から離れた狭い道に入ってゆく

「突き当りを右」

彼女の指示通りにRENAULTを進めると 古い民家 いわゆる古民家が見えてきた。

庭にRENAULTを停めると 民家から老夫婦が出迎えに出てくる。

「レイコお嬢様 お待ちしていました」
老婦人がレイコを迎えて深々とお辞儀をする。

「こちらが、神原様ですね」
「お世話をさせていただく キノシタと申します」
老婦人は、とても丁寧で品が良い

「お世話になります 神原と申します」
丁寧に挨拶すると 民家に案内された。

古民家は、天井が高く 田舎の家に似ている 土間と呼ばれるところから 靴を脱ぎ畳の部屋に通される。

「今日は、ここで泊まるわよ」
遠足のでかけた 子供のようにはしゃぐ レイコだった。

古民家で団子と熱いお茶で一息ついていると

「海に行こう」
レイコと自分は、自転車を借りて海岸に向かう。

当時の湘南の海は、今より 少しキレイだった。

自転車から降りて 裸足になり 海岸を歩く

こどものようにはしゃぐレイコと手を繋いで海岸をただ歩く

それだけで楽しかった

夕暮れが近づき、自転車に乗って古民家に戻る。

老婦人は、夕餉の支度をしているらしく 厨房で何かを煮ている。

貧しい農家だった子供の頃、母親が大きな鍋でよく煮物をしていたのを思い出す。

「若い男は、じいさんを手伝って」
老婦人は、裏にいると合図

家の裏手に回ると 老主人は、薪を割っていた。
「手伝いにきたのですが」

そういうと老主人は、ニコッと笑い ナタを渡して
「割ってみなさい」
丸太の上に薪を置いた。

薪めがけてナタを振り下ろす。

キレイに真っ二つになった。

「ほぉ うまいもんだな 兄さんは、やったことあるのかな」
老主人がしわくちゃな顔で笑う。

「こどものころは、五右衛門風呂だったので手伝っていたんです」

「なら 任せて いいかな わしは、風呂を見てくるわ」
割った薪を抱えて 裏手に行ってしまった。

ひたすら 薪を割る。
田舎の農家では、子供も労働力なので小さい頃から家の手伝いをする時代であった。

農機具を洗ったりするのは子供の役目で たまに怪我をするけれど それで大騒ぎをする親もいなかった。

ひたすら薪を割り続ける。
風呂の薪にするのだろう

汗が吹き出てきた。

「そろそろ 上がって」

老婦人の声で薪割りは終了
老主人にナタを返し、割った薪を積み上げた。

厨房では、老婦人とレイコが楽しそうに話をしていた。

彼女は、自分を見つけると

「先に風呂に行ってらっしゃい」
と風呂場に案内する。

風呂は、五右衛門風呂だった。

初めて五右衛門風呂を見た人はどうやって入るのか躊躇するであろう。

子供の頃に入ったことのある自分は問題ない。

髪を荒い、身体を洗う。
少し日焼けをしたようで赤くなっていた。

熱めの湯が気持ち良かった。

風呂から出ると
きちんと折りたたまれた木綿の浴衣が置いてあった。
Tシャツとジーンズ、下着、靴下は見当たらない。

仕方がないので下半身裸のままで浴衣を着る。

入れ替わりにレイコが風呂に向かう

居間と思われるところに食事の用意ができていた。

老婦人に自分の着てきたものを尋ねると
『洗濯しておくから大丈夫』
と言われる。

明日までに乾くのだろうか?

レイコが、風呂から出てきた。

浴衣を着て 妙に色っぽい
「なに 見てんの」
と レイコが笑う

料理は、天ぷら、煮っころがし、お浸し、お新香 それに味噌汁にご飯というシンプルなものであった。

「すみませんね 都会のひとには、食べ慣れないかもしれんけど」
と老婦人

「子供の頃に食べていました。東京に来てから こんなに美味しいご飯はじめてです」

正直 懐かしい料理だった。味も素朴で きちんとしたご飯を食べたのは久しぶりだ。

4人で話をしながらの夕飯だった。
老主人とレイコと自分は、日本酒を飲みながらご機嫌だった。

久しぶりに家族っぽい食卓で嬉しい時間

古民家には、ラジオはあったけどテレビはなかった。
自分達の笑い声だけが響き渡っていた。

レイコがトイレに行った。

「神原さん、レイコお嬢様から口止めされていたんだけど」

老婦人が続ける

「あなたが毎日、孤独でつらそうだから、家族の雰囲気が味わえるところに連れてきたかった」

老婦人の言葉に涙をこぼした。

父親が死んで カネもなく、夜は水商売のバイト 昼は大学で講義 遊ぶこともなく ただ カネのために働いてきた。

まだ3ヶ月だけど 20歳の若者にとって それは、生活が一変し、気が抜けない日々だった。

レイコは、そんな自分に休暇をプレゼントしてくれたんだ。

涙が止まらなかった。

レイコが戻ってくる前に浴衣で涙を拭いて 気持ちを落ち着かせる。

「私の悪口でも言っていた?」
笑って入ってきた。

「外に出て星を見ない?」

レイコのあとを追って 庭に出る。

空を見上げると 満点の星空だった。
そういえば、東京に出てきてから まともに星など見たことがない。
まばゆい 星空に感動していたら

「どう? 楽しかった」
レイコが顔を近づけてきた。

軽くキスを交わし

「ありがとう めいいっぱい張り詰めていたけど 気が楽になった。これでまた頑張れそうだよ」

涙が出そうになるのを堪えると

「頑張るのもいいけど 頑張りきれなくなったら ダメになって堕ちてゆくから そんなときは、私に甘えなさい」

自分にできることは、レイコにキスをして抱きしめることだった

「あわてないの 夜はながいんだから 虫がでるから 戻りましょう」
レイコと一緒に部屋に戻る。

寝室は、畳部屋に二組の布団が並べて敷いてあった。

「おやすみなさい」

灯りを消すと 真っ暗な闇に支配される。
音もなく静かな世界 人の気配もなく 隣にはレイコが寝ている。

「今日は、レッスン抜き 愛しあいましょう」
レイコが自分の布団に潜り込んできた。

キスから始まり。お互いのからだを弄り合う。
浴衣だけで下着も着ていない。

レイコのしなやかな背中を撫でおしりから脇腹、そして胸へと手が滑りゆく

何度かセックスをしたのでレイコのホットスポット(性感帯)を知っている。

脇腹というより 肋骨の下のあたりの脇腹が弱く 撫でるようにすると 一気に上昇する。
アンダーバストの周辺から脇の下にかけて 強弱をつけて愛撫する。

臀部から背骨に変わる位置にくぼみがあるのでそこを集中的に刺激

乳首を転がすように唇で刺激を加えて首筋から耳の後ろに移動して

レイコが燃え上がってくるのを確認して女陰をかすめるように通過

太ももから足首 脚の指を含み 再び脚の間に割って入る。

女陰を唇と舌でファーストタッチ

数度 陰裂に沿って舌を這わせると呼吸が激しくなり深い溝からヌルっとした愛液がにじみ出てくる。

こぼさないように下から上に舐めあげて 一番感じる萌芽へやさしく唇で愛撫を開始

間違っても 最初から強く吸ってはいけない。

十分濡れているのを確認してから 中指と薬指をを陰裂に添えながら、ゆっくり挿入してゆく、同時に萌芽から小さな突起が出てきたら、唇で覆い隠してゆっくりと吸い上げるとレイコの感度が一気に上昇する。

シーツを掴み 声を上げ 両脚で自分の頭を強く挟み込む
腹部の痙攣とともに大きくからだが仰け反り、全身に震えが広がってゆく

強い力で脚を閉じられたので顔が挟まれ、太ももが痙攣している。
やがて 全身の力が抜けてゆく

レイコは、逝ったのだろうか?

身体を上にずらし体重をかけないようにレイコと長い口吻をかわす。
舌を弄り、唾液をすすりお互いを確かめ合う。

レイコも自分も言葉もなく ただ相手を貪るように確かめ合う。

仰向けになった自分の上にレイコがかぶさってくる、
唇から胸にキスをして少しずつ下腹部に向かい股間に舌が這ってゆく

陰茎はいきり立ち、今にもはち切れそうになっていた。

レイコは、陰茎の根本を掴み、亀頭の割れ目を舌で遊び、我慢汁を舐め取った。

『ビクッ』と身体が反応した。

レイコの唇は、陰茎の横を舐めおろし根元まで到着
そのまま睾丸を吸い込むように口に含む

射精感が、一気に上昇してくる。

睾丸が、収縮するのを感じたのかレイコは、口から離してアリの戸渡を舌で肛門に近づく

「レイコ そこは ダメ・・・」

言葉を無視して菊の部分に舌が這ってゆく

「あっ」

舌が、菊の部分を刺激される。
『ゾクッ』と背中に電気が走り 身を捩る。
はじめての体験で気持ちが良いのかどうかわからないけど 癖になりそうな感覚だった。

レイコが竿を握る。
根本をギュッとしているのではち切れそうに勃起している。

「もう 入れたい」
甘い声で囁き、陰茎を握り、ゆっくりとあてがう

「ふぅーーー」と息をはいてレイコが腰を沈めてくる

温かい感触が、陰茎を包み込む。

ヌルヌルになっている膣壁に包まれ、レイコの一番奥で亀頭がなにかに触れた。
前に倒れてきて口づけをして
「嬉しい タツヤでいっぱい」
と囁く

レイコは、身体を起こして性器をこすり合わせるように動く

そして上下に抜き差しするように陰茎を出し入れをはじめた。

「いいわ 感じる タツヤ いい」
と叫びながら腰の律動が激しくなってゆく

律動が激しくなるになるにつれて、レイコの呼吸が激しくなる。

「逝きそう タツヤ出していいよ」

「でも」
レイコとのセックスは、いつもコンドームを付けていた。

「大丈夫 タツヤで満たして」
さらに律動が激しくなり、身体を前に倒してくる。

「もう ダメ」
下から突き上げる。

「あっ 逝く タツヤ いっしょに逝って」

ふたつの袋から精液が駆け上がり、尿道を通り、亀頭から一気に精をレイコの膣にはきだした。

「レイコ」
下から強く抱きしめて 二人で震えていた。

「入ってくる わかるわ」

レイコの膣の中に『ドクッ』と一回目、続けて『ドクッ』『ドクッ』と精を放つ
頭の中に快楽の渦が巻き起こり、身体が震えてきた。

レイコは、自分の精を膣内に受け止め快楽の絶頂に入っているようだ

しばらく 抱き合ったまま 動けなかった。
『はぁはぁ』と呼吸音だけが鳴り響く

「タツヤで満たされてる」

なんか照れくさい

「まって 最後まで」
と言って、レイコは、今抜いたばかりの陰茎を口に含む

レイコが陰茎の先の部分を含み、啜り上げる

「うぁぁぁ だめぇ」

射精した感覚の数倍の快感が体中を走る。
精管、尿道に残った精液がレイコの口の中に吸い出された。

震えがとまらなかった。

二人で横になり、相手を見つめた。
自分より おそらく10歳以上年上の女性とは思えない。

レイコの背中をゆっくり撫でる。
身体をくねらせ、身体を押し付けてくる

少しずつ、性欲が蘇ってくる。

「後ろから 貫いて」
そう言ってレイコは、四つん這いになって尻をあげる。
彼女の背後にまわり 陰茎を握り 陰裂にあてがう。

すでに濡れそぼっている 入り口に向かって少しずつ腰を推し進めた。

『ぬるぅ』と亀頭が飲み込まれた。

「奥まで ちょうだい」
辛そうな声でレイコの声が聞こえてくる。

「行くよ」
一気に 貫いた。

「アァァ」
膣の最奥に届いく、はじめての後背位だ。

レイコの細い腰を掴み 注挿はじめる。
ゆっくりと、そして 少しずつスピードを上げる。

レイコは、シーツを掴み 声をあげて 快感を声に出す

「いいわ タツヤ 好きよ もっと めちゃくちゃに突いて」
レイコから「好き」という言葉を聞いたことはなかった。

言葉に誘われるように激しく 腰を降る。

「ああ 気持ちいい 逝っちゃいそう 行くわ」
レイコは、顔をシールに押し付け 何かに耐えるように声を荒げる。

「俺も逝きそうだ」
精が体の奥から駆け上がってくるのを感じる。

「いっぱい ちょうだい」
彼女の声がトリガーを引く、一番奥に差し込んで 放つ。
『ビュっ』と奥に噴射した。快楽の波が脳天を貫いた。

「イクゥぅ」
レイコの体から力が抜けベッドに突っ伏した、

崩れ行く彼女の腰を掴み 引き寄せて 精を注ぎ込む

膣口から陰茎を引き抜くと 自分の精がこぼれ落ちる。

ふたりとも体力が残っていなかった。
重なり合うように倒れ込み レイコを抱きしめ 深い眠りに落ちてゆく

深い深い眠りに落ちてゆく

目が覚めると レイコは、自分を見つめていた。

「起きた?」
キスをしてきた。

「おはよう」
そう言うとレイコは、顔を胸に埋めてきた。

民主の老婦人が用意してくれた朝食を食べる。
味噌汁にお新香、納豆というシンプルなものだったが、とても美味しかった。

レイコが、朝風呂に行ったとき

「お嬢様が、あんなに楽しそうにしているのを久しぶりに 拝見しました お嬢様を大切にしてあげてね」
「それと ゆうべは、ちょっと刺激的だったわ」
老婦人は、微笑みながら自分に話して去ってゆく

身支度を整え RENAULTに乗り込む

「本当にありがとうございました 自分の家に帰ってきたようです」
老婦人に伝えると
「いつでも 帰ってきていいんだよ」
背後から
「また 薪割り てつだってな」
とご主人の声

当夫婦にお礼を言って 出発した。

レイコは、帰りのクルマの中で ずっとご機嫌だ
自分もレイコとの関係が一歩先に進んだことが嬉しい

「他の女性とたくさん 恋をしてセックスをして いいのよ」
「でも 私のところにもどってくるのよ」
レイコの家のガレージにRENAULTを止めるとそう逝ってキスをしてきた。

「また お店に行くわ」

夏休みは、まだ はじまったばかりだ

次回予告

友人のヨウスケ、ミキ、ナツコと軽井沢に旅行に出かける。
夏の恋の行方はどうなるのか?

次項 新宿の恋 Chapter 9 軽井沢

お楽しみに

常時約60万点以上を展開、毎日6000点以上の新商品

  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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