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日本のニュースに出てこないニュース

命を守る仕事に信仰は、関係ない 二人の救急救命士の祈りに宗教者は何を思う  イスラエルとパレスチナ

日本では、あまり気にならないかも知りませんが、中東の宗教事情を知っている人にとって衝撃的な写真かもしれません。

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Magen David Adom(MDA)

イスラエルの緊急対応サービス

マーゲン・ダビド公社(Magen David Adom、ヘブライ語: מגן דוד אדום、ダビデの赤盾社)は、イスラエルの救護団体。

諸外国の赤十字社・赤新月社に相当する団体であるが、イスラエル最大の宗教勢力がユダヤ教であることから赤十字・赤新月の標章の使用を拒否していたため赤十字国際委員会から正式に認められておらず、国際赤十字赤新月社連盟に正式加盟できなかった。

しかし、2005年12月8日の赤十字・赤新月国際会議総会において、赤十字・赤新月に追加する形で宗教的に中立な「レッドクリスタル(Red Crystal)」の標章が承認されたため、これを使用することで赤十字国際委員会から正式に承認された。国際活動を行う際には、ホスト国の了承を得て「レッドクリスタル」の中に「赤いダビデの星(ダビデの赤盾)」を入れた標章を使うこともできる。

これを受けて2006年6月に国際赤十字赤新月社連盟への加盟が承認された

ウィキペディア

この通称MDAに務めるAvraham Mintz氏(ミンツ氏)とZoher Abu Jama氏(アブジャマ氏)は、午後6時に時計が近づくと救急車両を止める。

異なる信仰の二人

宗教的なユダヤ人であるミンツ氏は、エルサレムに向かい
イスラム教徒であるアブジャマ氏は、メッカに向かったひざまずく

ユダヤ人救急救命士アヴラハムミンツはエルサレムに向かい、祈りのショールは肩から垂れ下がっています。 イスラム教の救急救命士Zoher Abu Jamaはメッカに向かってひざまずき、彼の祈りの敷物は彼の前に広げられた。

日常的に週に2、3回一緒に働く2人の救急救命士は、きちんとそれぞれの祈りを行う。

イスラエルといえば、周辺のイスラム国家と緊張状態にあります。
日本では、考えられませんが、ユダヤ教とイスラム教の間では、争いが千年以上にわたって繰り返されてきた歴史があります。

そのなかでのこの1枚の写真は、大きな影響があったようです。

命の前には、信仰も超える。

ミンツ氏とアブジャマ氏は、

「私はすべてのレスキューサービスを誇りに思っています。どのコミュニティや宗教でもかまいません。」

とコメントしている。

イスラエルでも新型コロナウィルスの感染者が増えています。
そのなかでMDAは、2,500人のフルタイム従業員と25,000人のボランティアが、感染の恐れの中働いています。

「私たちもそうですが、私たちはすべてが神の支配下にあり、神に祝福されていると信じています。私たちは両方ともこれを信じています。」
ミンツ氏

「私は神が私たちを助け、私たちがこれを乗り越えると信じています。私たちは皆、これを乗り越えられるように神に祈る必要があります。私たちはこの世界危機を乗り越えるでしょう。」
アブジャマ氏

同僚にとって、共同の祈りは新しいものではありませんでした。 他の人にとっては、それは刺激的なイメージでした。

はぼぞうの一言

自らの使命を全うしようとしている二人には、宗教の違いを超えた信頼関係があるのでしょう。

先日のイースターの日に多くの宗教者の祈りを捧げる姿がストリーミングで流されています。

一方、ホコリの舞う中を宗教の壁を超えて命がけで命を救う仕事をしています。
そして、その間にもきちんとお祈りをしています。

この写真をみて宗教関係者は何を感じるのであろうか?
聞いてみたいものである。

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はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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