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インドからミルクティ

【インドからミルクティ】 最後の一杯 ポケットの中のインド


カルカッタに到着。
と言っても、降りることができないのであまり面白くない。
30分ぐらいで再び飛び立つ。今度こそ本当にインドとお別れだ。
次の着陸地は、バンコクである。
我々の旅はバンコク経由が多い。つまり南周りの旅が多い!
トランジットで降りることができれば

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バンコク経由

「シンハービールでも飲めるのになぁ」
と思っていたが、今回はダメ!!!
身体がカチカチになってるので、本当にこのときは飛行機から降りたいと思った。
深い眠りから覚めたらすでに日本上空でだった。
左手に富士山が見える。
出発の時、機長が言っていた意味がわかる。
本当に美しい山だ。
飛行機が揺れる。
気流が悪いようだ。
成田の気温が放送される、かなり寒い。

成田到着

成田に無事着陸 1997年1月4日 午前8:00 我々は、日本に戻ってきた。
入国手続きをしてスーツケースをピックアップ、同じツアーの人と挨拶をして別れる、添乗員の川田さんも「ホッ」としているようだ。
税関を抜けて到着ロビーへ。
到着ロビーにはTV局らしき人達がいた。今日が帰国ラッシュなのだろう。

成田空港で、しばらくぶりのサラダを食べにレストランに入る。
ビールも注文した。

奇麗な格好をした子供が「ハワイ!ハワイ!」と嬌声をあげている。
注意しない親、うるさい子供を見ていると、インドで「オレンジ オレンジ」と言っていた女の子を思い出した。
同じ子供なのに、なんでこんなに違う生活をしているんだろう。

ポケットの中のインド

「おわっちゃった、旅行。インドって楽しかった」
「また行こうインド」

私たちの旅は終わらない。次の旅のため、明日から退屈な日々が始まるのだ。いつも
と変わらない日常が再び始まってゆく。

そして再び行くことになるだろうインドに 感謝を込めて ナマステ
レストランで、支払いをするためにお金を出そうとしてズボンのポケットに手をつっこんだら、

カレーの香りがするルピーが入っていた

インドは、まだポケットに入っている

あとがき

23年前に感じたままのインドです。

この23年で世界は劇的に変わりました。

イギリスやフランス、ドイツと違って、全く違う世界に出かけるのは刺激になりす。
このインド旅行のあとパックツアーでゆく冒険の旅が始まりました。

最後まで読んでいただきまことにありがとうございました。

では、次回の旅までしばらくさようなら。

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  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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