インドからミルクティ

53杯目 アジャンターの石窟

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「あっじゃんたぁぁ」の石窟が見えてくる。
ここにも同時に物売りの姿がちらほら。
石窟の入り口にあるレストランでトイレ休憩! レストランと言っても日本のレストランとはかなり違っていた。
外に出ると物売りが集まっている。
しきりに「これやすいよ。みるだけね。あとでね」を連発する。
ここの物売りはなぜか「あとでね」を最後に付ける。
「あとでね、あとでねって言っているけど、意味知っているのかな?」
「台に乗って行きたい人はいませんか」
とカーン氏
彼が指差す先には、男2人で担いでいる輿があった。
輿といっても、平安貴族が乗るような豪勢なものではなく、江戸時代の「越すに越せない大井川」の版画で見るような小さいものであった。
強いていえば、昔の学校にあったような木のイスに、薄い布団を敷いて、座の脇に担ぎ手用の棒が2本ついている、お神輿状態の物を想像して下さい。
しかもかなりボロ! 乗っているうちにこわれるんじゃねぇか? と思う。
かなり急な坂道を登り、見晴らしのよいところに出る。
「チケット売り場」兼「輿の担ぎ手休憩所」 
ここで、ビデオの人はいつものように、ビデオ券に200ルピーを支払う。
U字型に落込んだ渓谷添いに点々と洞窟が見える。
「この どうくっつは、イギリス人がトラをおいかっかけて みつけました。あのね あのところから みつっけたのです」
カーン氏の指差す先に展望台(といっても、日よけの屋根があるだけですが)が見える。
それにしてもカーン氏のイントネーションは独特です。
やたらと「あのね」が聞こえる。
河童さんの本の中の彼は
「ございますでございます」
と連発していたそうですが、あれから15年以上年月が経っているで
「ございます -> あのね」
に変わったらしい。
それにしても暑い! 風もなく太陽が「じりじり」照りつける。
ミネラルウォーターを持ってきて正解です。
もっとも、我々が行くような場所では「ミネラルウォーター」が必須ですが...

第1石窟に入る。
石窟の中は「ひんやり」している。
見事な壁画です。
観世音菩薩像(かんぜおんぼさつ)が描かれていました。
京都や奈良で見た彫刻とそっくりです。
ここで生まれた宗教が、はるばる日本まで旅をしたんだなぁ~と実感
昨年旅をした、敦煌の壁画にもよく似ている。
内部はかなり広く、僧院として作られたそうです。
カーン氏が照らすライトに浮かび上がる「仏」達は、威厳に満ちた表情をしている。

続いて第2石窟
石窟の前に人が並んでいる。
並んでいるところの天井に「青い靴下を履いた人」が描かれている。
周りの灰色、茶色の壁にものすごく映えていた。
我々が石窟の中を観光していると、なにやら「あやしい連中」が近づいてくる。
そのたびに「XXXX○○○○○」とカーン氏がどなる。
すると彼らはどこへとなく消えて行った。

第10石窟は、小乗仏教の礼拝堂です(正式には上座部仏教とも言う)。
この石窟がトラ狩りのイギリス人によって発見されたところだそうです。
入り口の壁には、サンスクリット語(梵語:ぼんご)が刻み込まれていた。
大学でサンスクリット語を勉強していた筆者には見覚えのある文字であったが、何が書かれているかは、まったくわからない。
ミミズが這ったような字とは、このようなことを言うのであろうか?

53杯目 アジャンターの石窟

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