インドからミルクティ

50杯目 世界一美味しいナン

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「オーランガバード」は、デカン高原にあります。
ここは「アジャンター石窟群」や「エローラの石窟寺院」まであまり距離がないた
め、観光の基地として栄えているそうです。迎えのバスに乗り込みホテルに向かう。
今日泊まるホテルは「TAJ RESIDENCY」というところです。
「タージグループ」の研修所の隣にあるホテルなので、研修生が実習にきているそうです。
部屋数が40部屋ぐらいの小さいホテルだ。

バスから見える風景は夜なので真っ暗です。
家らしきものも見えません。
20分ほどでホテルに到着! 夕食は希望者のみレストランでとることになった。
我々は「サモサ」でお腹がいっぱいだったのでキャンセル! 
ミネラルウォーターを買うためにレストランへ向かう。
北海道から来ているご夫妻が先に来ていた。
レストランの入り口に3人のコックさんがいた。
1人はどう見ても研修生ぽい。
眼鏡をかけた彼は我々をみると「ニコニコ」している。
彼らの前には、油で揚げたようなお菓子が並んでいた。
レストランの人間にミネラルウォーターを注文して少し入り口で待っていると、北海道のご夫妻が彼らと何か話をしている。
旦那さんはお菓子をもらっていた。
「食べたい」と思っていると眼鏡をかけた彼が、お菓子の作り方を一生懸命説明してくれた。
小麦粉でつくった団子状のものを油で揚げて蜜(砂糖)でまぶしたものだ。
一つ食べてみるとなかなか美味しい。
「あれは?」と北海道の旦那さんが指さす先には大きな壷のような物が置いてあった。
一人の教官風料理人が釜のそばに行き、テーブルに置いてあった小麦粉でつくってあると思われる円板状のものを取出し、子供の頭ぐらいある「てるてる坊主」のような物体に乗せた。
と思ったら、素早く壷のようなもののなかに「てるてる坊主君」を入れた。
「なかを覗いてごらん」という彼の仕草にまねかれて、壷のようなものを覗くと真っ赤に燃えている様子がわかる。
そう彼は「ナン」を焼いていたのだ。
約1~2分ほどすると今度は「フォークのお化け」のようなもので、手早く「ナン」を取り出す。
「ぷく~~」と膨れた「ナン」は、我々の鼻孔をくすぐる。
「うまそう」と思っている我々見たのかは知りませんが「焼き立てのナン」をくれた。
「焼き立てのナン」を口に入れると、香ばしい味が広がってゆく。
「うまい!!!」 ここまでの旅の途中で「ナン」を何種類か食べたけど、これほど美味しい「ナン」は始めてです。

眼鏡の研修生君は、そんな我々を見て「ニコニコ」している。
幸福感に満たされる食べ物がいったいどのくらいあったであろうか? 
この「ナン」はおそらく記憶に残ってゆく食べ物になるでしょう。
結局 ミネラルウォーターはサービスになった。

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