インドからミルクティ

39杯目 折り鶴でコミュニケーション

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空港では、相変わらず厳重なボディチェックと荷物検査が行われた。
乗り込む飛行機は、インディアン・エアライン(インド国内航空)IC49便です。
「これから乗り込む飛行機は、自由席ですから、どこに座ってもかまいません」
 添乗員川田さんの声
「自由席??? 飛行機で自由席ですか?」
一同呆然
「日本では、まずありえない。少なくても、飛び立つ時は席がきまっているぞ!」
自由席の飛行機に乗り込むと、すでに多くの欧米人が乗っていた。
我々は、後ろの方の席に座ることになった。
相変わらず定時に飛ばない。
インドの国内線事情に慣れている私たちは、別に驚きもしなかった。
なかなか飛ばない飛行機に私の後ろの席で子供がぐずって泣いている。
とっても可愛い欧米人の赤ちゃんだ。
父親が必死であやしているのがわかる。
どうも母親と別れ別れの席になったらしい。
そこで私の奥さんは、手元にあった紙で日本の伝統芸能?
「折鶴」を作って、後ろのお父さんに渡す。
「おぉ~~~」と声をあげて、赤ちゃんの手元へ
(「マジック」?とか「ファンタステック」とか聞こえた)
でも泣き止まなかった。
お父さんが感激して「しげしげ」と折鶴を眺めていた。
「折鶴」はやはり外国人にとって脅威なのか? 
海外に行くときは折鶴の織り方を覚えておけば、万が一「テロ」にあっても助かるかも知れない。
←そんなわけないって!?
やがて飛行機が飛び立つ。
30分ほどで途中の「ウダイプール」に着く。
客の入れ替えが発生する。
まるで「乗合バス」状態!!
我々は「ムンバイ(ボンベイ)」に行くのでそのまま座っていると、隣にインド人の子供が座った。
12~13才ぐらいの彼は、とても礼儀正しく「エキュスキューズミー」と華麗な英語で挨拶をして私の横に座った。
フライトアテンダントからもらった、英語の雑誌を読みふけっていた。
「ちらっ」と盗み見すると、どうもインド版「TIME誌」のような感じである。
両親も非常に上品だった。
「ジャイプール」から約3時間30分、窓の外に明かりが見えてきた。
「ムンバイ(ボンベイ)」が近いらしい。

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