インドからミルクティ

8杯目 ベナレスへ ん? 飛ばない飛行機

更新日:

空港までバスで約40分
デリーの街を、空港のある郊外に向けてバスは走る。
今日はこの後、インドの国内線に乗って「ベナレス」まで向かうスケジュールです。
乗り込む飛行機は、「インディラ・ガンジー国際空港」の隣の「国内専用の空港」です。
空港に向かう途中インドの国内線について簡単な説明があった。
その1:必ずしも定時には飛ばない
その2:空港では、写真撮影は一切禁止されている
その3:機内持ち込みの荷物には「電池類」を一切持ち込めないこと
「まぁ今日中に着ければいいや」と考えている。
「その1」はまったく問題がない。
「その2、その3」も事前に調査済のことなので、これも問題なし
その国の事情は、いくら我がままを言ってもどうしようもないこともある。
インドの空港は軍事基地でもあるので、空港、橋などは一切撮影禁止になっている。
しかし撮影禁止の場所に限って、写真を撮りたくてしかたがない場所があるものである。
民間空港に隣接して「ウルトラマン」の科学特捜隊基地(ちなみに初代ウルトラマンに出てきた)のような建造物
「ビートル号」が発進するかのような紅白に塗られたその塔は、管制塔にも思えたが、民間空港にも立派な管制塔がある。
とすると....
その科特隊基地は軍事施設だと推測
「写真撮りたいなぁ」
「でも軍事基地はやばいなぁ」
「こんなところで揉めるのもやだなぁ」と思いつつ空港へ着く。
国内線の空港は予想よりも清潔感がありました。
我々が乗る予定の飛行機は2時間遅れになってしまいました。

空港で見かけた変な風景
1.コインでかけられる電話ボックスがあるのに、なぜかテーブルの上に置いてある電話に並んでいる人たち。
ラジャーン氏に聞いてみたら、コインを持っている人が少ないのでテーブルの上に電話を置いて使用した料金を人間が徴収している、とのことです。
2.ジューススタンドがあるのに誰も買っていなかった。
我々が空港に着いてから出発するまで1人も買った様子を見ていない。
ジューススタンドの人は「ぼぉ~」としていた。
「こんなんで商売なるんかいな」と人ごとながら心配する。

出発まで自由行動だったので、好奇心旺盛な我々は探検に出かける。
といっても門前仲町駅のホームぐらいしかない待合室は何にもなかった。
喉が渇いたのでコーヒースタンドでコーヒーを飲む(沸かしてあれば腹を壊す恐れはないであろうとの判断)。
このコーヒーが「熱い!熱い!熱い!熱い!熱い」。
コーヒーを飲んでいるとフライト・アテンダントのおねぇさん達(サリー姿のきれいなおねぇちゃん)が、コーヒースタンドにやって来て「けらけら」笑いながら(我々の耳には‘けらけら’としか聞こえない)コーヒーを飲んでいる。
揚げパンのようなお菓子(サモサというインド名物のスナック)やサンドイッチも売っていたが、これからランチ(お弁当)を食べるので「ぐっ」と我慢!!
さて飛行機は一向に飛ぶ気配がないので、我々のツアーはランチボックスを手渡され、各自適当な場所で食べることになった。
ランチボックスには「グリルした鳥肉、サンドイッチ(匂いの強いチーズ入り)、サラダ(これで食べたらどうなるか?)、ビスケットのようなお菓子」などが入っていた。
食事が終わって(しっかり残した)30分ぐらいで搭乗手続きが始まる。

まず、手荷物に配られたタッグを結び付ける。
そしてハイジャック防止のゲートを潜ると「全員」がブザー!
男女別のカーテンで区切られた「個室」に呼ばれ、ボディチェック&金属探知攻撃!
航空券にチェック済みのスタンプを押してもらい、手荷物を受け取る。
このとき手荷物のタッグにもしっかりと「日付入りのスタンプ」が押される。
そして中の待合室では、チケットを見せると「コーヒー」「紅茶」が飲めると説明さ
れていたので、いそいそと「紅茶」のスタンドに行くと「コーヒーおいしいよ。ネスカフェ!ネスカフェ!ネスカフェ!」と騒ぐ若いインド人がいた。
「紅茶だって言ってんだろう」と
日本語と英語でどなると、渋々「紅茶」をくれた。どうやらコーヒー組と紅茶組で、どちらがたくさん客が来るだろう、と「賭け」をしているらしいことが判る。

しかし、ベナレスに飛ぶ飛行機は、どうしてしまったのだろう。
あまりのも遅いので「白人系外国人」は「いらいら」している。
それから1時間後やっと我々は飛行機に乗ることになるのだが....

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