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グラシアス・メキシコ

【グラシアス・メキシコ】 76 TVなどでは絶対にわからない

なんとか頂上にたどり着く 神殿の周りを一周 眼下にはジャングルがどこまでも広がっている。
近くを見ると天文台が見える。
メキシコの遺跡はすべて周りの風景に自然に溶け込んでいる。
「トゥーラ」も「ティオティワカン」も「パレンケ」も「ウシュマル」も そしてこの「チェチェンイッツア」も まるで以前からそのままそこにあったかのような感じで存在していた。
古代メキシコ文明を造り上げた人々の美的センスが素晴らしいことがわかる。
これはTVなどでは絶対にわからないあらためて実感した。
「ここまで来てよかった」
旅の最初で「ペルー ペルー」と騒いだ自分が恥ずかしくなった。
ピラミッドを降りる。
すでに多くのピラミッドを経験した我々にとっては非常に楽な行程だ。
スルスルと下山する。

暑いので日陰に向かう。
添乗員の藤野さんに声をかけられる
「休みましたね」
彼女は私がピラミッドに登るとき途中で休んでいたのを見ていたのだ。
「見られていたんですね」
ちょっと恥ずかしい!!
「宮下さん よくガイドブックで見るチャックモールはどこですか?」
奥さんが聞く
「有名なチャックモールはあの 戦士の神殿の頂上にあるんですけど中に入れないんですよね。 以前は登れたのですが 遺跡にいたずらをする人がいるので立ち入り禁止になってしまったんです。 お客様からチャックモールが見たいと言われていましたが見ることができないと言えなかったんですよ」
宮下さんは本当に残念そうに話している。
そう言えばさっきピラミッドの上で戦士の神殿に入った人が注意を受けていたことを目撃している。
一部の心無い人々によって遺跡は破戒され、またそれを守るために立ち入り禁止が多くなってゆく。
メキシコのピラミッド群もいつの日か登頂禁止になるのであろうか?
※今は、登るどころか、近くにも寄れない状況らしいです。
軟弱夫婦は、他の人達より早く集合地点に・・・ のんびり水を飲んで一休み
もう一度 「カスティージョ」を振り返る。 稜線が素晴らしい!!!!

【グラシアス・メキシコ】 77 グラシアス カルロス

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※この旅行記は、1997年に書かれたものです。

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はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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