グラシアス・メキシコ

47 呪いからの復活

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昨夜の悪夢はどこに行ったのやら? 
胃の痛みはすっかり消えていた。
今日は 1997/4/30 相変わらずいい天気である。
朝食を食べにレストランに
「だいじょうぶ?」 
鈴木さんの奥さんが心配してくれている。
とっても暖かい言葉だった。感謝
「えぇ なんとか ご心配おかけしました」
朝食はバイキング形式であった。
かつてここが修道院のころ使用していた厨房を現在もそのまま利用している。 
大きな「かまど」が印象的だ。
朝食はパンを半分と果物を取る。
まだまだ体調は油断ができない。
恐る恐る食事を取る。
「今日の昼食は用意してないのでバナナとか持って行っていいですよ」
と事前に藤野さんの説明があったので食料を調達に行く。
「いいところを取った方がいいですよ」
厨房にいた宮下さんのアドバイスに従い 美味しそうなところを選ぶ。

朝食が終わり荷物をまとめて集合場所のロビーへ向かう
出発までの間 ホテルの外を見学 朝日に照らされて真っ白な壁が映えている。
と 突然 笛の音
ホテルの玄関で同じツアーの人がここオアハカで調達したらしい 笛(ケイガと呼ばれる物かは不明)を吹いている。
座りこみ帽子を目の前に置いて大道芸のようだ。
「カメラがいまいちだな 大道芸らしくない」
と誰かが話している。笛を練習して最終日に披露するらしい。ホテルのドアボーイも
面白がって彼を見ている。
笛の音がオアハカの風景に溶けこんでいた。

8:20ホテル出発
「昨夜 ボヤ騒ぎがあったみなさんのお部屋に従業員がおじゃましたと言う話しを聞いたのですが」
宮下さんが説明
「そういえば夜遅くノックされたな」
と誰かが言っている。
「誰もいない部屋から煙が出ていたらしくホテルの人が消したらしいのですが」
宮下さんの言葉に
「あぶなかったなぁ 火事にならなくてよかった」
と思った。

今頃 日本でおお騒ぎになっていたかも知れなかった。
「これ どうぞ たくさん持って来たから遠慮しないで」
と鈴木さんからレトルトのお粥とリポビタンDをいただく
「ありがとうございます」
涙が出るほど感謝しました。

46 チャックモールの呪いに襲われる。

48 男バナナ 女バナナ

※この旅行記は、1997年に書かれたものです。

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