グラシアス・メキシコ

42 インディオの現実

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冷たいミネラルウォーターで生きかえった我々の前に現地の子供達が集まって来る。
興味深そうに我々を見ている。
その瞳は大きくビーダマのように輝いている。
ツアーの誰かがお菓子をあげると「きゃきゃ」言いながら去って行く。
民芸品を売っているお店では老婆がレースのような物を編んでいる。
そのどこかあきらめたような表情にちょっと落ちこむ。
民芸品を見て歩く。
シーズンオフなのか我々以外誰もいない。
店も何件かは閉まっているようだ。
ここでバッグを購入 こういう所は値切り交渉が大事 必ず値切る。 
実際はあまりやすくならなかった。

バスの近くの日陰で休憩 あまりのも暑くて歩く元気すらない。
目の前を馬が走って行く。
そんな光景を見ながら店の人々のどこかあきらめた
表情が浮かんで来る。メキシコで見たはじめての暗い表情であった。

バスに乗りこみオアハカ市内に向かう。
バスの中で深刻なインディオ達の現実を宮下さんから聞くことになる。
「インディオとよばれる人々は言葉もスペイン語ではなく独自の言葉で話しているためあまり仕事がないのです。」
貧富の差があのような暗い顔をさせているのであろうか? 
それとも単に暑かったから?  
よくわからない。

やがてオアハカ市内に入る。 
と言ってもメキシコシティと違って田舎町舗装もあまりしていないようです。
街の風景は写真で見たことがあるスペインそのものです。
入り口におしゃれな鉄の門が見えます。

ホテルの近くでバスから降りる。
オアハカ市内を歩いて観光することになった。
すでに夕刻(17:00ぐらいであった) と言ってもまだまだ明るい。
道は石畳緩やかな下り道が続いている。 
道の両側はスペイン風の建物
「異国だ」思わず つぶやいてしまう。
どこからか陽気な音楽が聞こえて来る。
道端でおばあさんが何人か座っている。奇麗な糸を使った織物をしています。
我々が近づいても全然気にしないで作業を続けている。
「この人達もスペイン語は通じないと思います」
と宮下さんの説明
さっき「ミトラ遺跡」の民芸品店と違い 明るい表情が印象に残る。

41 命の水

43 メキシコの国旗

※この旅行記は、1997年に書かれたものです。

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