グラシアス・メキシコ

33 標高2000m ピラミッド登頂は、命がけ

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さすがに世界的にも有名な遺跡群
物売りがたくさん歩いている。 
みんなテンガロンハットを被り、手に怪しげな石でできている置物を持っている。
相変わらず スペイン語で話し掛けてくる。
「えぇい 宮下さんの話が聞こえないじゃないか」 
と彼らを無視する。 
するとあっさり引き下がる物売り達 ちょっと 物足りない。

月のピラミッドを背にして太陽のピラミッドに向かう。 
途中 何度も何度も振り返り 月のピラミッドを仰ぎ見る。
「美しい。。。。」
エジプトのピラミッドと違って 芸術的な雰囲気が漂っている。
周りの景色に非常に合っている。
彼らは総合芸術家であり建築家であったのだ。
こんな美しいものを今の建築家は、造れるのか?
しかもこれらの建造物は2000年ちかく前のものである。

「太陽のピラミッドは高さが65mです。月のピラミッドは45mです。しかし頂上の高さは同じ高さになっています。
太陽のピラミッドは ここより低い位置に建てられています。
頂上の高さが合っていることからも彼らの建築技術の素晴らしさがわかると思います」

太陽のピラミッドが大きくなってくる。
手前の神殿の階段を上ると全景が目の前に広がっている。 
迫り来る 
太陽のピラミッド。 
視界に入らないほどの大きさだ。 
そして頂上まで続く階段。 
頂上は平らになっている。 
多くの人々が頂上を目指すのが見えた。 
蟻のように小さい
「みなさん 15分時間を取ります。 登りたい人は上まで上って下さい」
「えぇぇ  15分 そりゃ短いよ」
といいつつ登坂を開始 階段なので楽勝 
と思っていた私たちはすぐに大きな問題に気が付いた。
「空気が薄い 息が苦しい」
ここは標高2000m以上 最初の基壇を登った
ところですぐに息が切れる。
「ぜいぜいぜい」 
呼吸が荒くなる。 
奥さんは途中でストップ 私一人 奥さんを残して全力で登る。
休んだら登れないのを知っていたのかも知れない。
最後の階段を登るころには意識が遠のくのを感じる。 
下を見ると死者の道が見える。
一気に上に到着 のどが「ぜいぜい」鳴っている。 
頂上は、けっこう広い 丸い石が足下に転がっていた。 
おそらくここに神殿があったのだろう。 
月のピラミッドを見る。 
確かに高さが同じぐらいである。
死者の道が見える。 
ティオティワカンの遺跡群が見渡せる。
誰がこの都市を設計したのであろうか? 調和が取れている建築群がよくわかる。
「長居は危険だ」
写真を何枚か撮って下山?を開始する。 
呼吸器系が弱い
喘息持ちには、命取りになる。。。。
降りるときは登るときとは違いゆっくりになった。
すっかり体力を使い果たした我々は待っていた宮下さんの所まで戻る。 
バスに戻る途中 何度もピラミッドを振り返る。
しっかり目に焼き付けておくのだ。 
写真を撮ると忘れてしまうといつか誰かが言っていた。
お陰で帰国してからもはっきりと思い出すことができる。

32 ティオティワカン

34 サボテンサラダ
 
※この旅行記は、1997年に書かれたものです。

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