グラシアス・メキシコ

25 歪む サン・フランチェスコ教会

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「右手に見えるのが サン・フランチェスコ教会です。 1614年 支倉常長がローマに向かう立ち寄った教会です」
と言われても支倉常長の名前しか知らないため「ふうーーん」としか思えない自分が情けない

ソカロ広場に降りる。
天安門までゆかないがかなり広い広場だ(広いから広場?) 
古い教会と歴史建造物に囲まれた広場である。
この広場の正式名称は「憲法広場」と言うそうである。
「メキシコでは教会とその前に広場があるのがメキシコの典型的な街の中心です」
「ここは、かつて アステカの都市 テノチティトランの政治・宗教の中心で宮殿神殿などが建っていました。1521年 スペインのコルテス率いる軍隊によって破壊されました。
破壊した後にこのメキシコシティーを作ったのです」
「あちらに見えるのが ラテンアメリカ最大のカテドラルです。
大理石作りのため重さで歪んでしまいました。 後で中に入るとわかるのですが鉄骨で崩れるのを支えています。
右手に見えるのが 国立宮殿と呼ばれる建物です。
もともとアステカのテノチティトランの王様が建てたものをコルテスが改装して住みました。
今は、向かって右側が大統領執務室、左側が大蔵省になっています。
この建物も傾いています。」
ソカロ広場を囲む建物はすべて傾いているのでどれが水平な建物かわからなくなってきます。
広場の真ん中には巨大なメキシコ国旗が揺れていました。
「カテドラルの向こう側にあるのが国立の質屋さんです。 大変儲かっているそうです。」
国立の質屋って..???

宮下さんに後を付いて国立宮殿に向かう。
入り口では防弾チョッキを着た兵隊が銃を構えて立っている。
よくみるとかなり若い
「ブエノスディアス XXXXXXXX」
宮下さんは兵隊さんに声をかけながら中に入って行く 兵隊はニコニコしながら我々を見た。
その物々しい格好からは想像もできないほど明るい笑顔が印象的だ。

宮殿に入るとすぐ中庭があった。
空を見上げると 空が近く感じる。階段を上って2階に行く
「息が切れますのでゆっくり上って下さいね」
宮下さん
「けっこう きつい」
こんなに簡単に息が切れるとは思わなかった。
ゆっくりと呼吸を締め付けてきます。
階段を上りきり振り替えると壁一面に描かれた巨大な壁画!!!
色鮮やかなその壁画は オアハカ出身の ディエゴ・リベラ という画家が描いたそうだ。
「この壁画は、メキシコの歴史を抽象的に描いたものです。」
壁画には アステカのクアウウテク王、ケツァルコアトル、コルテスと戦うアス
テカ人、イダルコ神父、そしてメキシコの未来が描かれてあります。力強く
しかも色彩が強い壁画です。
「メキシコでは、芸術を一般の人々に見てもらおう という運動がおこりました。ディエゴ・リベラは、その運動の中心的人物でこの建物のあちこちに壁画を描きました」
宮下さんのガイドに力がこもる。

※この旅行記は、1997年に書かれたものです。

24 沈みゆく国立芸術院

26 工事現場のような サン・フランチェスコ教会

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